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クソ記事の掃きだめ

東京工業大学 情報理工学院 合格体験記 2023 with 過去ツイ(おまけもあるよ)

はじめに

表題の通り、無事第一志望の大学に合格しました。

合格体験記を書いたので、いざ公開!(非模範的受験生活だったので、受験生にはおまけのほうがためになるよ☆ これを読む受験生、存在するのか?

東進に提出した作文に加えて、愉快だったりつまらなかったりする過去ツイートを織り交ぜていくよ♥(不要)

合格体験記

2 年前の共通テスト当日、初めて模試(共テ同日)を受けた。当時はなんとなく東大を志望していたが、蓋を開けてみれば 7 割弱、当然 E 判定であった。それもそのはず、中学に入ってから数学物理情報科学以外の勉強は全くしておらず、期末考査では英語や歴史などで最下位のこともあった。嫌いな国語と英語の配点が無視できないことや、希望する情報系に進むには進振りのためにもう 1 年点取りゲームを続ける必要があることから、東大以外の大学も視野に入れることになった。

長らく東大と東工大の二択で迷っていたが、高 3 の 6 月に初めて受けた東大模試で、驚異の国語 8/80 点を取ってしまい、国語の勉強をしたくなかったので東工大一本に絞ることにした。それまでは、国語以外で苦手な英語や化学の授業を東進で受講していた。数学や物理は好きなので授業を取らなくても勝手に勉強するだろうという算段である。

受験勉強は嫌いなので、夏休みはあまり勉強しなかった。たまに東進からくる電話には「数学や物理をやっている」と返していたが、それらもたまにしか手を付けていなかったように思う。その影響か、7 月の東進東工大模試の A 判定から下がってしまい、10 月に東進と河合塾で受けた東工大模試はそれぞれ D/B 判定だった。

11 月の初めには文化祭も終わり、勉強するぞという気持ちにはなってきたものの、体調や精神的な要因で高校の出席数や成績が怪しかったため、卒業を第一目標とし、余裕があれば受験勉強をしていた。

12 月に入り卒業の目処が立つと、本格的に勉強を始めた。東工大に共通テストは殆ど関係ないが、地理が面白かったため、この頃は主に地理や化学の勉強、たまに東工大の過去問を解くということをしていた。共通テストは自己採点で 8 割強だった。

共通テストが終わってからは、東工大の過去問に加えて、私大の入試で解けなかった分野を中心に適当な問題を解いていた。長らく英語の勉強もサボっていたので長文を読む練習をした。ガチのマジの直前期や試験当日は、過去問の分野一覧を眺めながら短期記憶で戦える範囲で山を張りまくった。これで本番の点数が 20 点弱上がった気がする。

本番に気をつけることはあまりないが、SNS は全日程が終了するまであまり見ないほうがいい。自分も数学で 4 完できたと勘違いしていたため、2 日目の試験にとてもリラックスして臨むことができた。

おまけ 1(ここが一番参考になるよ♥): 使用した講座、参考書等

括弧内は補足です

全科目

  • 赤本(傾向と対策の部分はちゃんと読んだほうがいい)
  • Z 会の模擬問題?みたいなやつ 2 年分(親が契約してきてくれたので詳細わからず)

英語

  • 東進 今井 英語 C 組(雑談がおもしろい)
  • 東進 宮崎 東工大英語(今井先生の授業に飽きたので B 組から変更してもらった 東進の担任曰くちょっと古いらしい)

数学

  • 月刊大学への数学(数学マニアでもなければ、代わりに大数シリーズの問題集をやろう)
  • やさしい理系数学(易しくはない 別解が多く参考になる)

物理

  • 新物理入門(ちゃんと微積です 受験に必要十分な内容)
  • 新物理入門問題演習(上の本の演習 記述例とかがあって良い感じ)
  • はじめて学ぶ物理学 学問としての高校物理(理論を大事にしている本 高校範囲外もちょっとある)

化学

  • 東進 鎌田 ハイレベル化学(授業内容は面白いが、鎌田先生の声で眠くなる)
  • 「高校の化学」が一冊でまるごとわかる(図が多い)
  • 赤本 東工大の化学 20 カ年(東工大の化学は特殊なので慣れたほうが良いが、普通の赤本の分で充分だったかも)
  • 化学の新研究(これは辞書 これの索引を引けばだいたい解決)

おまけ 2: 併願校の結果

おまけ 3: 反省点

  • 夏休みにもっと真面目に勉強するべきだった
  • 息抜き程度ならゲームもいいと思うが、12 月に新たなゲームにハマるという凶行に及んでしまった
  • 東工大は英語の配点が小さいので軽視していたが、冷静に考えると人生で一番役に立つのはガラパゴスな受験数学ではなく英語である
  • 直前期も体力や気分転換という意味で、外出はするべきである
  • 家での勉強は意外と集中できない(模試や本番よりも、家で問題を解く方が時間もかかったしミスも多かった)

次回予告

多分また競プロ関連の記事になるが、競プロの記事は Qiita などに行く可能性があるんだよな。